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  • 執筆者の写真百束 比古(HYAKUSOKU HIKO)

その13 美容外科手術の実際―簡便なフェイスリフト:百束式ミニリフトの実際

加齢による顔のたるみやシワをなおして若返りを果たす、というのは全ての高齢女性の夢ではないか。パーツごとに挙げると、、額のシワ、上眼瞼の下垂、下眼瞼のタルミやゴルゴライン、ほうれい線、マリオネットライン、これらの深まりが加齢顔面の特徴である。

これらは、ボトックス、ヒアルロン酸注入、ラジオ波機器、フェザーリフトなどでも軽減されるが、若いときはともかく70歳以上では皮膚がだぶついているので、手術に勝るものはないと思う。

ここでは特に、フェイス・リフトによる頬、口唇とアゴの引き締めについて述べたい。

フェイスリフトは耳の前での皮膚の切り取りと、その下層のSMASという表情筋の筋膜に該当する膜状組織の引き上げと切り取りを施行するものである。しかし、日本人女性のしわ・たるみは白人女性のそれより可成り軽く、さほど大掛かりな手術は必要ないように思える。そこで、私は、簡略化した手術法を選んでいる。それはミニリフトの一法である。


下にその切開線を示す。


キズアトは耳の前と下であり半年経てば毛立たなくなる。女性は粧品や髪で隠せるので都合がよい。とにかく、この手術で10年から20年は若返るようで、皆さんとても明るくなるようだ。

次回は顔面の非吸収性フィラー注入の恐ろしさについて述べる。

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